ユーアーマイサンシャイン

 

あんたが大好きな 「いつも心に太陽を唇に歌を」

なんて映画で見た台詞で、

俺たちの別れを飾ろうとしてるけど、

カッコ良く無言で立ち去る代わりに、

俺はちゃんと未練がましく「くたばれ」って言うよ。

 

最後の最後まであんたのお気に入りのコピーになる気なんて、

摩天楼を市街地って呼ぶくらい持ち合わせてないんだ。

 

いつも芝居がかってるあんたの仕草は、

俺も嫌いじゃないから、

アンニュイだのアイロニーだのに合わせて、

メランコリックに付き合ってたけど、

オシャレな恋愛なんてレバーのシャーベットくらい吐き気がする。

 

まあ、あんたにとっちゃあ遊園地のゴーカート

に乗る感覚で始めた遊びだったんだけど、

俺はそのゴーカートで事故が起こらないように点検する人

くらいには真剣だったんだ。

 

まあ、もう過ぎたことだけど。

 

さて、お別れの言葉は無いけど、

あんたが好きだった歌を口笛で吹きながら、

振り返らずにサヨナラするよ。