エッチンバラ【あきらめない男】

欧米にアレルギーが出るほどかぶれてる女の子限定で働いている、

良心的高級クラブ「エッチンバラ」で小火があった時に、

パンツ一丁の男性たちに混じって、

鉄仮面一丁で避難していたハイクラスなお客様の中身が、

俺だなんてデマゴギーは、

ブリティッシュ・ジョークにもならないな。

 

俺のような和製英国紳士が、

あんないかがわしいお店に行く訳が無いだろう?

 

まず、あの鉄仮面オプションはクソ高い。

あれ被ってたら皆が影の王子様扱いしてくれて、

他の色んなもんがタダになるって、

あのクラブの目玉らしいけど、

金額聞いたら目玉も他の玉も飛び出るよ?

 

年いちのファン感謝イベントで、

ジャンケンに勝って無料チケットを貰わない限り、

絶対に付けようなんて思わない。

 

それに、あの日は年いちのファン感謝イベントだったから、

多くのファンがあの店になだれこんだんだ。

誰が誰かなんて神様も分からんよ?

 

ライバル店の店長もいたし消防署の人もプライベートで楽しんでた。

俺の友達もいっぱいいたはずだ。

どっかで「ハレルヤ!」って聞こえたから、

神様だってエンジョイしてたかもしれない。

 

何より、あの店は安全が売りなんだ。

健全なエロスを歌ってるだけあって、

エロス取り締まり警察が来ることなんて、

今まで一度も無かったんだ。一度もだぞ!

 

ああ、なのに、消防署だなんて、、、

 

だから、ファイヤーダンスとポールダンスの融合なんてやめろ

って店長に言ったんだ。

「どっちも熱いから、最高に激熱メモリアルになる」なんて、

常連のお客様意見でやめさせたら良かった。

 

それで、もう、そろそろこの事情聴取みたいなやり取りは

終わらしてもらっていいかな?

 

壊れた鉄仮面が保険に入ってるかどうか、

これもプレイに含まれてるかどうか、

早くエッチンバラに聞かないと分からないだろ?