孤独でふやけた心
いつか、出会ったことが幻ではなく、
共に過ごしたことが過ちではないほど、
遠く遠くのことになってしまったら、
今と同じように幸せって言ってるのかな?
たまに思うんだよベイビー。
あんたがくれた
「困っている人がいたら声をかける」ような当たり前で、
人肌の温もりに溢れている優しい考え方も、
もともと俺には無かったものだから、
二人で居なくなったら無くなるんだ。
そしたら、俺は皆から嫌われるだろうな。
俺はあんたのために生きれたら幸せだと思ったけど、
あんたが俺のために生きてくれても幸せじゃないように、
二人と自分のために生きるべきだった。
どうすりゃ良かったか?
なんて分かった所で何にも変わらない。
全て組み立てた後で、
無くした部品がどこに使うのか分かるように、
いつも無くした後に気付くんだ。
「大切な物を無くしちまった」って。
そして、それが何だったかなんて事より、
自分が悲しいってことだけを胸の傷にしちまうから、
また大切なものを失くすんだ。
ただ、今は悲しい。悲しいだけだ。
でも、このクソつまんない話でも、
きっと笑ってくれただろうな。
ああ、そうか、こんなに孤独でふやけた心にも、
幸せだった日々を思い出させるように、
ベイビーあんたは一緒にいてくれたんだな。