ライダースクラブ

孤独で乾ききった砂漠を横切る、

長い長い一本道にポツンとあるスタンドに置いている、

パンフレットみたいな関係だった

 

「特別か?」って?

そりゃそうだろ。

そこに行かなきゃないんだから。

 

ただ、どこから仕入れて来るのかなんて誰も知らない

街に行けば同じものがあるかもしれないし、無いかもしれない

どこにでもあるし、どこにもない

 

安っぽい、って?

パンフレットなりの金額しか取らないけども、割引なんてしてないよ

何かとセットで買うからタダにしろ。

なんて、システムはここにはない。

欲しいものには対価を払う。

望めば与えられるなんて、

ヨハネの生まれ変わりでも通らないよ

 

そのパンフレットは新しいのか、

皆に自慢できるような出来なのかなんて、関係ある?

気に入ったら買うだけだろ?

 

皆が欲しがったら買うのかい?

 

どこがいいのか分からずに、手に入れてから確かめるような生活は、

冷たい風が吹く初めての街並みみたいに不安にならないかい?

 

ほら良く見てみなよ、パンフレットに書いてあるだろ?

「あなたと共に素敵な人生という旅を」って