君と過ごす週末

愛してるの赤。ありがとうの青。

日々、交わす言葉のボタンの掛け違いで、

お父さんとお母さんの愛情から生まれる些細な諍いに

「もしかしたら」離婚するかもしれないと思っていた、

初恋の風疹よりもウブだった幼少期

 

大好きな女の子とだけはお遊戯でお手てを繋げずに、

悲しい顔をさせたっけ

 

あぁ、俺に向けられた実録怒りのベストスリーまでを独占している君の、

今にも爆発しそうなオピニオンを聞きながら、

そんなことを思い出していたんだ

 

それにしたって、いくらキレていても顔が綺麗だからとはいえ

「ゴミはゴミでも燃えないゴミのくせに」

はちょっと言い過ぎなんじゃないか?

そろそろ俺も堪忍袋の緒を締め直さないといけなくなるぜ?

 

あぁ、中学校で封印したはずのグルグルパンチを先に出されて、

それでも謝らない自分を褒めてあげたい

 

今となっちゃあ、幼稚園児でも譲り合えるプリンの奪い合いから、

別れる別れない紛争に発展する中年クライシスだけど、

それでも君は「嘘泣き」って政治スキルで、

自分の主張を通そうとする

 

だいたい「嘘じゃない!」って言うときは全部嘘じゃん

涙が出ていたって、その涙さえ嘘の真珠に変わっていく

 

深い真夜中に降る雪が、町を白く染めずに消えていくように、

俺たちの関係も気紛れな蜃気楼なんだ

 

君の言う通り、俺は燃えないゴミだけに

そういうところはビンかんなんだ