海はでっかい水溜まり

「海が呼んでいる」なんて、しっかりしなよベイビー

 

海にお口は無いし、個人で携帯も契約できないよ?

 

居るのはお魚さんだし、

声がしたのはギャーギャーうるさい鳥の空腹に対するシャウトだよ?

 

人の名残りなんてプラゴミか、

夏の恋と共に散ったはずの海パンくらいじゃないかな?

 

転職の面接も二桁に迫ると自分の無能さが目に染みて、

お祈りされる度に涙と「自分は価値の無い人間なんだ」とかの、

つまらない考えが漏れてくるよね。

 

だけど、ベイビー。海はただのでっかい水溜まりで、

そこから返ってくる答えなんてものは、

君のメンタル状況に左右されるんだ

 

そうだ、いいことを考えなよ。

 

ほら、俺というパートナーは歴史上の聖人と同じでほぼ無職だから、

君を慰める時間は無限にあるとか。

ここからは俺と一緒で上に上がるだけだから、伸び代しかないとか。

いいことに目を向けようじゃないか?

 

「なんで普通に慰めてくれないの?」

って、俺の特別である君を慰めるのに

普通でいられる訳がないだろう?

 

君の悲しみは俺の悲しみで

君の涙は俺の涙なんだよ

 

愛も悲しみも給料も、どこかの剛毅なブラザーが言うように

「お前のものは俺のもの」なんだ

 

そして君からもらった悲しみも海パンも「俺のものは俺のもの」なんだ

 

じゃあ、まあ、とりあえず転職失敗残念会やろうか?

君のオゴリで