生き残りをかけた太古から
精神の量だけしかない未来永劫に向けて
初めて交わす握手のような出会いと
縁を断ち切る未練のない別れが
正確にリピートされている
生命が放出されるように聞こえていた、その激動の反復音は
ついに支配者たちの曼荼羅にある虹まった殻を透過できなくなった
根拠のない自信を持った、若い眼に輝く自信と
衰えを知らない好奇心が
自分こそが夢までの時間を測る直線だと信じて疑わずに
どこまでも、どこまでも、交わらず
終わらない祝宴を繰り広げる
遅れてやってきた創造主が後ろに抱えている花束が
不安定な進化を見舞うものであれば良いが
余命を告げる人のように足音が冷たいのはなぜだろう?