2020-12-09 春の心臓 創作 友 言葉 詩 ラブレター 変わり行く季節に春が少し目覚め 微かな鼓動が草花たちを起こす 冬に息絶えた妖精がまた息を吹き返して 新しい命の計画を始めている 川にも木陰にも命の囁きが溢れ 待っていたもの達の心の躍動が空にも届き 鳥たちの喜びの声と共に騒がしい歌声となる 大地の奥に有る春の心臓から虹が伸び 雪解けの水たまりや風を受けてはためく誰かの部屋のカーテンに橋を架け 春の始まりを届けている それはまるで母の加護のように何も代償を求めず 幼子が母を慕うように無垢であることから 誰もが手放しで受け入れて 誠実に称賛する