すわ、黄昏

情熱の色をした朝日が昇る国で、

また思い出す

 

一つの恋から二つの愛が生まれた日

固く未来を誓い合った、過去を美化する爪痕が、

しくしくと未来で泣いていた

今でもあなたの瞳の輝きの理由を知ろうとすれば、

私は簡単に傷つき涙する

 

それほど清く正しい努力だった

 

心のおりに閉じ込めた青年も、騒がなくなり、

閉じ込められているのは自分なのか?

瞼のあなたか?脳肉のあなたか?

 

新しい恋人が現れても、古い恋人が現れても、

この暮らしから離れることは、きっと出来ない

 

情事の色をした夕日が沈む国で、また思い出す