夏郡(なつごおり)

夏の太陽が本番でも手を抜かずに、

フルスイング&フルダイブしていて、

クソ以上にラブリーな熱気が広がる

 

直射日光に全身を抱かれ、目に見えるほどうるさいセミの声に、

スタミナはカッスカスになって警報は鳴りっぱ、

残りの生命力でやれることなんて「倒れても息をする」くらいだ

 

極暑のアスファルトに溶けるって感覚も、

あんたの事を思うだけで耐えられる。

 

早く帰ってあんたというHOTな女とイチャイチャするのが、

俺にとってはアイスクリームを嘗めるほどのクールダウンなんだ

 

そして行き戻りしながら、道の所々にある木陰のオアシスで休み、

癒し効果満載のそよ風にあんたを感じている

 

ベイビーあんたも今、風を感じているかい?

 

こうやって離れていても同じ気持ちでいられたら、

ちゃんとした恋が始まる予感がする。