叶わぬ恋

 

あふれでる気持ちを抑えきれず、あなたの姿をいつも探していた

 

ほとばしる気持ちを堪えきれず、あなたへの思いを何枚もノートに綴った

 

見つけたあなたの姿は、記憶の中で何枚もの写真になり、

あなたへの思いは長い長いラブレターになった

 

ただ、あなたを思うだけで心が踊り、辛いことがあっても頑張れた

 

あなたという存在はいつだって、

わたしにとっては希望の太陽であり、慰めの月だった

 

いつか、あなたがわたしのことを知らないまま、

遠くに行ってしまうことは頭では分かっていたし、それで良かった

 

それでも私はあなたを探して思いを綴り、希望を暖め、自分を慰めていた

 

そして最後の最後にその姿を見て、込み上げる言葉が喉に詰まり、

瞳から涙となって流れるほどの、憧れていた思いを言葉にして、

別れを告げられたら良かった。