くだらなく輝く

季節が自分だけを置いていくような気がして、答えが風の中にない時も、

あんたのことを一番おもってるのはきっと俺だよベイビー

 

出会っている事に気付かなかったくらいだから、

ラブストーリーな出会いではなかったね。

 

付き合い始めもナアナアだった。

青天の霹靂とか、運命の赤い糸とかいった、慣用句の出番の無い、

緩やかなスタートだった。と、思う。くらいだ。

 

でも上手くやってきた

あんたのハートをブルブル震わせた事が無いかもしれないけど、

毎日をマイルドに包んで「いい事も悪い事もないけど一緒にいられる」的な、

枯れた感じの温もりは互いに分け合えたと自負してる

 

だからベイビー、これからも一緒に、

ローストビーフ三切れでビールが三杯飲めるような値段のランチを出す

テーマパークに行ったりして、振り返るとくだらない輝きで笑える思い出を、

共に作っていきたいんだ。