捧げた言葉  

 

光も届かない宇宙の果ての真っ暗闇で、

あなたが私を見ているか、

見ていないか分かるくらい、

私はあなたを愛している

 

あなたのことなら死ぬまで分かる、

ずっと傍にいて話し掛け、

見つめ続けるから何でも分かる

 

あなたが困っていたなら私があなたの前に立って、

あなたを困らせるものから守る

 

あなたが迷っていたら、

その手を取って、

私の道に連れて行く

 

あなたがつまらないと言うのなら、

何十年も前から浸けている

取って置きの面白い話をしよう

 

疲れたら私におぶさればいい、

あなたを私の体と思ってどこまでも歩いて行こう

 

だから、どうか、

私を一人にしないでくれ

 

いつものように微笑んで、

元気に話を聞かせてくれ

 

お願いだから

私を一人にしないでくれ